メニュー

道路運送車両法が改正されました

前回のブログ(https://lotasclub-kyoto.com/aruaru/detail/148)でご紹介した無人自動運転移動サービスを実現するために「道路運送車両法」が2019年に改正され、2020年4月1日に施行されています。

 

「道路運送車両法」とは、1951年に制定された「自動車や原動機付き自転車、軽車両などの自動車運送車両」についての規定です。

 

・所有権の公証制度

 

・安全性を確保するための保安基準

 

・保安基準を維持するための定期点検整備など自主的整備の規定

 

・車検方法や車検証の有効期間などに関する事項

 

・軽自動車検査協会の設置および管理、運営に関する事項

 

・自動車の整備事業に関する規定

 

今までは、人の「認知・予測・判断・操作」により運転が行われていましたが、無人自動運転移動サービスを実現しようとすると、メンテナンスの仕方が変わってきます。

新しい自動車の安全性を維持していくために、「道路運送車両法」が改正されました。

 

<改正ポイント:自動運行装置を保安基準>

自動運行装置には様々な装置があり、それらの装置が満たしておく技術的な基準というものが

ありませんでした。

今回の改正で、「自動運行装置」に対する定義を定め、「自動運行装置」を保安基準の対象としました。

道路運送車両法が改正されたことにより、「保安基準」を満たしている自動車でなければ、運転できなくなりました。

 

<改正ポイント:電子的な検査>

今までの電子的な検査は、「警告灯の確認」程度の簡単なものでしたが、「自動運行装置」を装備すると本格的な検査をする必要が出てきました。

 

現在、車載式故障診断装置(OBD)を活用した電子的な検査を行うための制度が構築されているところです。

自動車技術総合機構という独立行政法人が、電子的な検査に必要な技術情報の管理を行います。

 

<改正ポイント:整備の方法>

今回の改正で、メーカーが整備事業者に技術情報を提供することを義務付け、「分解整備」から「特定整備」へ名称を変更し、整備の範囲が拡大されました。

 

整備事業者が自動運行装置の整備等を行うためには、「特定整備」ができる整備事業者であると認証を受けなければならないこととなりました。

 

自動運行装置を装備した車に乗る人は、今まで整備を依頼していた整備事業者が「特定整備」ができるか工場かどうかをチェックしておいてくださいね。

 

時代はどんどん進んでいます。

進化する自動車を取り扱う私たちも、日々勉強です。

ロータス京都加盟店では、車に関するご相談ならどんなことでもお答えしています。

お近くのロータス京都加盟店までお気軽にご連絡ください。

<ロータス京都公式ホームページ>

 

https://lotasclub-kyoto.com/

 

新車情報一覧へ戻る