寒さが厳しくなる冬は、車のエンジンにとっても過酷な季節です。
気温が下がるとエンジンオイルの流れが悪くなり、バッテリーの出力が低下するなど、車のトラブルが起こりやすくなります。
そこで今回は、冬場のトラブルを防ぐために必要なエンジンメンテナンスのポイントをご紹介します。
<エンジンオイルのチェックと交換>
冬場のエンジンオイルのメンテナンスは非常に重要です。
気温が低くなるとオイルが硬くなり、エンジン内部での潤滑が不十分になることがあります。
特に冬場は低温でもスムーズに流れる粘度の低いオイルが適しています。
エンジンオイルの量や汚れをチェックし、必要であれば冬仕様のオイルに交換しておきましょう。
<バッテリーの点検と充電>
気温が低くなるとバッテリーの性能が低下しやすく、エンジンがかかりにくくなることがあります。
バッテリーの寿命は通常3〜5年とされていますが、寒冷地や寒い時期は寿命が短くなることもあります。
そのため、冬が来る前にバッテリーの電圧や端子の状態をチェックし、必要であれば充電や交換を検討しましょう。
また、バッテリーの接続部分にサビや汚れがあると電流がうまく流れないため、ターミナルのクリーニングも忘れずに行ってください。
<冷却水の補充と点検>
エンジンが冷える冬場には、冷却水(クーラント)の量と濃度も確認が必要です。
冷却水はエンジンの温度を一定に保つ役割があるため、不足するとエンジンが過熱しやすくなり故障の原因になります。
特に冬季は、冷却水が凍結することもあるため、不凍液の濃度もチェックしておきましょう。
冷却水の補充は冷えた状態で行い、リザーバータンクに適量を補充するのがポイントです。
<プラグの点検と交換>
プラグはエンジンを始動する際に火花を発生させる重要な部品です。
プラグが劣化すると火花が飛ばなくなり、エンジンがかかりにくくなることがあります。
冬場のエンジン始動が不安定になるのを防ぐためにも、プラグの状態をチェックし、交換時期を過ぎている場合は新しいものに交換しておきましょう。
<エアフィルターの清掃と交換>
エアフィルターが詰まっているとエンジンが必要な空気を取り込めず、燃費の悪化やパワーダウンを引き起こします。
冬場の暖房やエアコンの使用で負担がかかりやすいため、フィルターの掃除や交換は重要です。
エアフィルターは比較的簡単に交換できるため、定期的にメンテナンスしておくと安心です。
<まとめ>
冬場はエンジンへの負担が大きく、トラブルも起きやすい季節です。
エンジンオイルやバッテリー、冷却水、プラグ、エアフィルターといった基本的なメンテナンスをしっかり行い、寒い時期でも快適にドライブを楽しみましょう。
ロータス京都では、冬場に向けたメンテナンスサービスを提供しています。
安心してドライブができるように、プロのスタッフがしっかりサポートいたしますので、ぜひお気軽にご相談ください。
<ロータス京都>
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