<冬の朝、車内が寒すぎる!>
寒い冬の朝、車に乗り込んだときの冷え切った車内に驚いた経験はありませんか?
すぐに暖房を入れても、なかなか温まらず、エンジンが温まるまで震えながら運転することも…。
しかし、車の暖房はちょっとした工夫でより早く、効率的に使うことができます。
今回は、寒い朝でも快適に車を暖めるためのコツを紹介します。
<エンジンをかけたらすぐに暖房をつけない>
「寒いからすぐに暖房をMAXにしよう!」と思う方も多いですが、これは逆効果です。
車の暖房は、エンジンの熱を利用して温風を出す仕組みになっています。
エンジンが温まる前に暖房をつけても、冷たい風が出るだけでなかなか暖まりません。
まずはエンジンをかけて2〜3分待つのがポイント。
アイドリングしている間にエンジンが温まり、効率よく温風が出るようになります。
<外気導入と内気循環を使い分ける>
暖房をつけるとき、**「外気導入」と「内気循環」**を切り替えられることをご存知でしょうか?
それぞれの使い分けが、車内を素早く温めるカギになります。
・最初は外気導入で走行しながらエンジンを温める
・車内が温まってきたら内気循環に切り替える
外気導入にすることで、エンジンの熱を利用した温風が車内に入り、車全体が暖まりやすくなります。
その後、内気循環に切り替えることで、暖かい空気を車内にとどめることができ、燃費の無駄も減らせます。
<デフロスターでフロントガラスの曇り対策>
寒い朝に車に乗ると、フロントガラスが曇ってしまうことがあります。
これは、車内と外の温度差で発生する結露が原因です。
そんなときはデフロスター(フロントガラスの曇り取り機能)を活用しましょう。
・最初は外気導入&エアコンONにして曇りを取る
・曇りが取れたら内気循環に戻して暖房を効かせる
特に、エアコン(A/Cボタン)をONにすると湿気を取り除く効果があるため、曇り防止に有効です。
<シートヒーターやハンドルヒーターを活用>
最近の車にはシートヒーターやハンドルヒーターが搭載されているモデルも増えています。
暖房が効くまでの間に、シートヒーターをONにすれば体がすぐに温まり、寒さを感じにくくなります。
もし、お持ちの車にシートヒーターがない場合でも、電熱シートカバーなどを活用すれば、すぐに座席を温められます。
また、厚手の手袋をつけるよりもハンドルヒーターを使ったほうが安全に運転できます。
冬場に手がかじかんでしまう方は、ぜひ活用してみてください。
<燃費を意識した暖房の使い方>
暖房を長時間使い続けると、燃費が悪化することがあります。
これは、エンジンが冷えた状態でアイドリングを続けると、余分な燃料を消費するためです。
暖房を効率よく使うためには、
・エンジンをかけたらすぐに走り出し、走行しながら温める
・車内が温まったら内気循環にして燃費ロスを減らす
・アイドリングでの暖房は最小限にする
こうした工夫をすることで、燃費を抑えながら暖かい車内をキープできます。
<冬の朝も快適にドライブしよう!>
冬の車内暖房は、使い方次第で快適さが大きく変わります。
ただ単に温風を出すのではなく、エンジンの温まり具合や外気・内気の使い分けを意識することが大切です。
ロータス京都では、冬の快適ドライブをサポートするために、バッテリー点検やタイヤ交換、エアコンメンテナンスも承っています。
寒い季節でも安心・快適なカーライフを送るために、ぜひお気軽にご相談ください!
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