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春のドライブを始める前のチェックポイント

季節が変わると、車の調子も変わってきます。

冬の間、車の使い方によっては、点検していただきたいポイントがいくつかありますので、ご紹介します。

 

<ワイパー>

早朝に出かける際に、フロントガラスの凍結や霜を払うためにワイパーを使っていた場合、ゴムの痛みやワイパーの劣化が心配されます。

 

冬を過ぎると梅雨を迎えます。

その際、痛んだワイパーで雨が払いきれずに、前が見えない…なんてことになると恐ろしいことこの上ないです。

 

通常、ワイパーゴムは、半年から1年が交換の目安となっています。

ワイパーブレードは、1年から2年ごとの交換が目安です。

ワイパーブレードは、車検の際に交換して貰えることはあっても、ゴムはこまめに替えていただくのがベストです。

 

ワイパーゴムの交換は比較的簡単で、ご自身でされる場合も多いのですが、痛んだワイパーを無理に使ってフロントガラスに傷をつけてしまったら、修理が大変です。

 

拭きムラ・拭き残り・滲みといった、視界不良が出始めていたら、早いうちに交換するようにしましょう。

 

<タイヤ>

スタッドレスタイヤを装着している場合は、雪が降る心配が無くなったらノーマルタイヤに交換しておきましょう。

お勧めは、3月下旬から4月上旬です。

「桜が咲いたら、タイヤ交換」です。

 

スタッドレスタイヤの性能が年々上がってきて、スタッドレスタイヤのまま通年走ることはできるのですが、あくまで雪や凍結路面を走るために作られたタイヤなので、夏の路面を走行するのは向きません。

 

スタッドレスタイヤは、細かい溝で雪や凍結路面をキャッチしながら走行するように作られていて、サマータイヤに比べて排水能力は低いです。

サマータイヤは大きな溝があり、路面の水を排水して滑りにくくなっています。

 

また、スタッドレスタイヤは柔らかいゴムでできているので、夏の熱い路面を走行すると早く摩耗して寿命を縮めてしまいます。

 

自動ブレーキシステムを搭載されている車が多くなってきましたが、「危険」と察知してブレーキがかかる基準は、きちんと溝のあるノーマルタイヤを履いている前提での判断となります。

ノーマルタイヤより制動距離が長くなるスタッドレスタイヤでは、間に合わないかもしれません。

 

長々と書いてしまいましたが、「次の冬に新しいスタッドレスタイヤを買うから、このまま履き捨てよう」というのは、安全面からお勧めできませんので、「桜が咲いたら、タイヤ交換」をお願いします。

 

ロータス京都加盟店では、タイヤ交換やタイヤ交換のご相談にも対応しています。

お近くのロータス京都加盟店までお気軽にご連絡ください。

<ロータス京都公式ホームページ>

https://lotasclub-kyoto.com/

 

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