三菱自動車の自動運転開発事業は、三菱自動車のみならず宇宙開発を手掛けている三菱電機の技術も含めたビッグプロジェクトです。

内閣府宇宙開発戦略推進事務局が、日本及びアジア太平洋地域向けに利用可能とする衛星測位システム（船舶や航空機、自動車、宇宙機などの出発地から経由地、目的地までの航行を、人工衛星から発射される信号を用いて導くシステム）で、2010年に初号機の衛星が打ち上げられています。

このシステムは＜みちびき＞と呼ばれ、日本の衛星による、日本の天頂付近に常に衛星を滞在させるものです。

ちなみに、GPSはアメリカの衛星測位システムです。

日本の準天頂衛星システム「みちびき」を、日本版GPSと呼ぶこともあるそうです。

この、準天頂衛星システム＜みちびき＞のメインの製造者が、三菱電機です。

三菱自動車の自動運転システム＜マイパイロット［MI-PILOT］＞は、準天頂衛星システム＜みちびき＞から位置情報を得るのですが、この位置情報はセンチメータレベルの測位信号を受信し、高精度な位置情報の取得が可能です。

以前、トラクターの自動運転を成功させたドラマがあったかと思いますが、実際にこの準天頂衛星システム＜みちびき＞のセンチメータ級測位システムの利用により、トラクターなど農作業の機器の高精度な自動運転が加納となっています。

車庫から圃場までスムーズに移動でき、作付けや収穫など各種作業の無人化を可能にしています。

また、三菱電機の技術は、一般道での自動運転を可能にするほどに精度が高められています。

準天頂衛星システムからのセンチメータ級測位補強サービス（CLAS）信号で得た自車の位置を、「ローカルマップ」としてセンチメーター級の精度で正確に記録するのです。

そのことにより、高精度な地図情報が整備されていない場所でも、自動運転が可能となるとのこと。

その技術を搭載した三菱自動車の車が、一般道での自動運転を可能にするのは、そう遠くないのかもしれません。

三菱自動車を「もっと知りたい」と思っていただけたら、是非お近くの【ロータス京都加盟店】にお越しください。

自動運転や、運転サポート＜サポカー＞対象車について詳しくご説明いたします。

三菱自動車でのお勧め車種は、竹内涼真さんがCMに出演している＜ek X(クロス)＞でしょうか。

現在は、高速道路や自動車専用道路のみのしようとなっていますが、＜マイパイロット［MI-PILOT］＞を装備しています。

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