
みなさん、こんにちは。 ロータス京都のスタッフです。
12月に入り、京都の寒さも本格的になってきましたね。 朝、布団から出るのが辛い季節ですが、愛車の冬支度はお済みでしょうか。 今回は、冬のドライブに欠かせない「スタッドレスタイヤ」についてお話しします。
京都にお住まいの方の中には、 「市内はあまり雪が積もらないから、まだノーマルタイヤでも大丈夫だろう」 と考えている方もいらっしゃるかもしれません。 しかし、その油断が思わぬ事故を招くことがあります。 家族と愛車を守るために、正しい交換時期と、タイヤを長持ちさせる保管のコツを知っておきましょう。
<「雪が降ってから」では遅い理由>
スタッドレスタイヤへの交換時期について、よくご質問をいただきます。 結論から申し上げますと、「雪予報が出る前、できれば12月中旬まで」には交換を済ませるのがベストです。
京都の冬で最も怖いのは、雪そのものよりも「路面凍結(アイスバーン)」です。 特に早朝や夜間、橋の上や日陰のカーブなどは、雪が降っていなくても路面が濡れて凍っていることがあります。 いわゆる「ブラックアイスバーン」と呼ばれる状態で、濡れたアスファルトのように黒く見えるため、運転中に気づくのが非常に難しいのです。
ノーマルタイヤは、気温が低くなるとゴムが硬くなり、グリップ力が低下します。 雪が積もっていなくても、低温の路面ではブレーキの効きが悪くなるのです。 「明日は雪が降りそうだから」と慌てて交換に行っても、お店は何時間待ちの大行列…なんてことになりかねません。 余裕を持って、早めの交換を心がけてください。
<タイヤの「寿命」をセルフチェック>
「去年のタイヤがあるから大丈夫」と思っている方も、装着前に必ずチェックしてほしいポイントがあります。 スタッドレスタイヤには寿命があるからです。
1つ目は「ゴムの硬さ」です。 スタッドレスタイヤは、ゴムの柔らかさで路面を掴みます。 製造から年数が経つとゴムが硬化し、溝が残っていても本来の性能を発揮できなくなります。 一般的には3〜4年が目安と言われています。
2つ目は「プラットホーム」です。 タイヤの溝には、使用限度を示す「スリップサイン」とは別に、冬用タイヤとしての使用限度を示す「プラットホーム」という目印があります。 溝が新品の50%まで摩耗すると、この目印が露出します。 これが現れたタイヤは、冬用タイヤとしてはもう使えません。 ご自身での判断が難しい場合は、私たちプロが専用の器具でチェックしますので、お気軽にお立ち寄りください。
<来年も使うための「保管のコツ」>
タイヤ交換が終わったら、外した夏用タイヤ、あるいは春になって外すスタッドレスタイヤの保管方法も重要です。 正しい保管でタイヤの寿命を延ばすことができます。
まず、保管前には必ず「汚れを落とす」ことが大切です。 泥や油汚れ、特に冬道を走った後のタイヤには融雪剤が付着していることがあります。 これらはゴムの劣化やホイールのサビの原因になります。 水洗いでしっかり汚れを落とし、完全に乾燥させてから保管してください。
次に保管場所です。 タイヤの天敵は「直射日光(紫外線)」と「雨(水分)」です。 ベランダや軒下に置く場合は、必ずタイヤカバーをかけましょう。 可能であれば、温度変化の少ない屋内やガレージの奥が理想的です。
そして、意外と知られていないのが「空気圧」です。 ホイール付きで保管する場合は、空気圧を規定値の半分程度まで下げておくことをおすすめします。 パンパンに入った状態だと、ゴムに常に緊張がかかり続け、ひび割れの原因になるからです。 ちょっとした一手間で、タイヤを長く安全に使うことができます。
<京都の冬道もロータス京都にお任せ>
「保管場所に困っている」 「自分のタイヤがまだ使えるか見てほしい」 「雪道の運転についてアドバイスが欲しい」
そんなお悩みがあれば、ぜひロータス京都へご相談ください。 私たちは、車の販売だけでなく、整備のプロフェッショナル集団でもあります。 タイヤ交換の作業はもちろん、プロの目線でタイヤの状態を厳しくチェックし、お客様の安全なドライブをサポートします。
年末年始は、帰省や旅行で家族を乗せて長距離を走る機会も増えると思います。 楽しい思い出を作るためにも、足元の安全対策は万全にしておきましょう。 皆様のご来店を、温かい店内でお待ちしております。
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