
エンジンがかからない!もしもの時の対処法
みなさん、こんにちは。 ロータス京都のスタッフです。
2025年もいよいよ大詰め、寒さも一段と厳しくなってきましたね。 年末年始の準備や挨拶回りで、車を使う機会も増えていることと思います。 そんな忙しい師走の朝、出かけようとして「キュルキュル…」と力ない音がしてエンジンがかからない。 想像するだけでゾッとするシチュエーションですが、実は冬場に最も多いトラブルの一つが、この「バッテリー上がり」なのです。
JAFの出動理由でも、冬のバッテリートラブルは常に断トツの1位です。 今回は、もしもの時に焦らず対処するための方法と、そうならないための予防策についてお話しします。 楽しい年末年始を台無しにしないために、ぜひご一読ください。
<なぜ冬はバッテリーが上がりやすいの?>
バッテリーの中身は液体(バッテリー液)で満たされており、化学反応によって電気を生み出しています。 人間と同じで、バッテリーも寒さが大の苦手です。 気温が下がると内部の化学反応が鈍くなり、本来のパワーが出せなくなってしまうのです。
さらに冬は、暖房(エアコン)やシートヒーター、日が落ちるのが早いためのライト点灯など、電気を大量に消費します。 「パワーが出ないのに仕事量は増える」という過酷な状況になり、夏場ならなんとか耐えられた弱ったバッテリーが、寒さにとどめを刺されてしまうのです。
<エンジンがかからない時の対処法>
もしエンジンがかからなくなってしまったら、どうすれば良いのでしょうか。 主な対処法は以下の2つです。
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「ブースターケーブル」で救援してもらう トランクに「ブースターケーブル(赤と黒のコード)」を積んでいれば、家族や友人の車(救援車)から電気を分けてもらう「ジャンピングスタート」が可能です。 ただし、つなぐ順番(赤をプラス、黒をマイナスなど)を間違えると、ショートして火花が出たり、最悪の場合は車両火災や電子機器の故障につながったりします。 最近の車は電子制御が複雑なので、手順に自信がない場合は無理をしないでください。
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プロのロードサービスを呼ぶ 一番確実で安全な方法です。 自動車保険に付帯しているロードサービスやJAFなどを利用しましょう。 年末は依頼が混み合い、到着まで数時間待ちということも珍しくありませんが、車を壊すリスクはありません。
<やってはいけないNG行動>
焦っているとついついやってしまいがちですが、「かからないからといって、何度も連続でキーを回し続ける(ボタンを押し続ける)」のはNGです。 弱っているバッテリーに残されたわずかな電気を使い果たし、復帰できる可能性を完全にゼロにしてしまいます。 一度試してダメなら、1分ほど時間を置いてからもう一度だけ試す、それでもダメなら諦めて救援を呼ぶ、という冷静な判断が必要です。
<最大の対策は「事前の点検」>
バッテリー上がりは、ある日突然起こるように見えて、実は予兆があることが多いです。 「最近エンジンの掛かりが少し遅い」 「パワーウィンドウの動きが遅い」 「ヘッドライトが暗く感じる」 これらはバッテリーからのSOSサインです。
また、バッテリーの寿命は一般的に2〜3年と言われています。 「前回の交換はいつだったっけ?」と思い出せない方は要注意です。 本格的な冬を迎える今が、交換のベストタイミングかもしれません。
<ロータス京都で安心の年末を>
「自分の車のバッテリーの状態を知りたい」 「年末の遠出前に不安をなくしたい」 そんな時は、ぜひロータス京都へお越しください。
専用のテスターを使って、バッテリーの健康状態をすぐに診断いたします。 もし交換が必要な場合でも、お客様のお車に合った最適なバッテリーをご提案します。 バッテリーは車の心臓部です。 ここが元気なら、冬のドライブも安心して楽しめます。
2025年もロータス京都をご愛顧いただき、本当にありがとうございました。 愛車のコンディションを整えて、どうぞ良いお年をお迎えください。 来年も皆様のカーライフを全力でサポートさせていただきます。
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