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【家族会議のすすめ】「心配」と「必要性」の間で。穏やかに「車の今後」を話し合うためのヒント

ここまで、高齢の父の「車の今後」について、我が家がどのように向き合ってきたかをお話ししてきました。 「最新の安全な車(サポカー)に、期間を決めたリースで乗る」 この方向性でまとまりつつありますが、ここに至るまでの話し合いは、決して簡単なものではありませんでした。

我が家の場合、激しい言い争いになることはありませんでしたが、それでも「視点の違い」からくる、もどかしい空気が流れることが何度もありました。 今回は、お互いが相手を思うが故にすれ違ってしまう家族の議論を、どうやって建設的な方向に進めていくか。そのヒントをお話しします。

<「やめた方がいい」と「車がないと困る」>

高齢ドライバーのご家庭でよくあるのが、このような構図ではないでしょうか。

私たち子供世代は、ニュースで見る事故を心配し、「何かあってからでは遅い。安全のために早く運転をやめた方がいいのでは」と考えます。 一方、親世代は、「その心配は痛いほど分かる。でも、今の生活で車がなくなったら、買い物や通院はどうなるの?急に不便になるのは考えられない」という切実な現実があります。

どちらも間違っていません。お互いが家族を思い、自身の生活を真剣に考えているからこその意見です。 だからこそ、感情論ではなく、お互いの「心配の種」と「守りたい生活」を理解し合う姿勢が必要です。

<客観的な「事実」を共有するチェックリスト>

漠然とした不安だけで話し合うと、どうしても議論は平行線になりがちです。 そこで私たちは、今の父の状態を「客観的な事実」として共有することから始めました。

責めるためではなく、「今の状態を一緒に確認しよう」というスタンスで、以下のポイントをチェックしてみてください。

1. 車のボディの「四隅」を見る バンパーの角やホイールに、小さな擦り傷が増えていませんか? ご本人も気づかないうちに、空間認識能力が少し低下しているサインかもしれません。「最近、車庫入れしにくくなってない?」と穏やかに聞いてみるきっかけになります。

2. 助手席での「ヒヤリ」体験 帰省した時などに、親の運転する車の助手席に乗ってみてください。 「以前よりブレーキのタイミングが遅くなったかな?」「車線変更をためらうようになったかな?」といった変化は、家族だからこそ気づける重要な情報です。

3. 「見え方」の変化 「最近、雨の日の夜道が見えにくくない?」「標識の字、パッと読める?」 加齢による視機能の低下は避けられません。特に夜間の運転に不安を感じているようなら、それは体の正直なサインです。

これらの事実を共有することで、「まだ大丈夫」と「もう危ない」の間にある、「今のリアルな状態」がお互いに見えてきます。

<「第三者の視点」を取り入れる>

家族だけで話し合っていると、どうしても「情」が入ってしまい、冷静な判断が難しくなることがあります。 そんな時は、私たち「ロータス京都」のような、第三者のプロを頼ってください。

整備のプロとして、「今の〇〇さんの視力や反射神経だと、この古い車のブレーキ性能では間に合わないリスクがあります」と客観的にお伝えすることができます。 また、「生活の足が必要なら、こういう安全機能がついた、乗り降りしやすい車がありますよ」と、安全と利便性のバランスが取れた具体的な提案も可能です。

家族以外の専門家が間に入ることで、冷静に「次の選択肢」を検討できるケースは多々あります。

<ゴールは「安全で幸せな生活」>

家族会議の目的は、どちらの意見を通すかではありません。 大切な家族が、加害者にも被害者にもならず、ご本人も納得して、安全で幸せな生活を続けること。それが共通のゴールのはずです。

そのための有力な選択肢として、「安全な車への乗り換え(リース)」や「期限の設定」があります。 お互いの「心配」と「必要性」に寄り添いながら、穏やかに話し合うきっかけ作りに、ぜひ私たちをご活用ください。

さて、次回はいよいよ最終回。 家族で話し合い、3年後の「卒業式」に向けて走り出した父の、晴れやかな横顔をお届けします。

ロータス京都は、新車・中古車・マイカーリースの販売や買取、整備工場が集まったグループです。

<ロータス京都>

 https://lotasclub-kyoto.com/

※本記事内の画像は、AIを使用して生成したイメージです。

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