
高齢の父の車問題。 母の金銭的な不安と、父のプライド。この二つの壁を、私は「マイカーリース」という提案で乗り越えました。 「貯金を崩さず、月々の支払いで最新の安全な新車に乗る」 この合理的な選択に、両親もようやく首を縦に振ってくれました。
しかし、まだ一つだけ、家族全員の心にモヤモヤとしたものが残っていました。 それは、「で、結局いつまで乗るの?」という根本的な問いです。
<「いつか返納する」の落とし穴>
多くの高齢ドライバーの方、そしてそのご家族が口にするのが、「体が動かなくなったら辞めるよ」「何かあったら考えるよ」という言葉です。 私の父もそうでした。
でも、この「いつか」は、なかなやって来ません。 人間は誰しも、自分の衰えを認めたくない生き物です。 「今日は調子が悪いだけ」「まだ大丈夫」と判断を先送りにしているうちに、認知機能が低下し、引き際を自分で決められなくなってしまう。 これが、高齢ドライバー問題の最も難しいところであり、悲しい事故につながる原因でもあります。
ズルズルと判断を先延ばしにし、リスクを抱えたまま運転を続けること。 それは、車を愛してきた父の人生の締めくくり方として、決して望ましいものではないはずです。
<リースだからできる「期限付き」のカーライフ>
そこで私が父に提案したのが、マイカーリースの特性を活かした「期限を決める」という方法です。
「お父さん、今回契約する車は『3年リース』にしよう」 私ははっきりと伝えました。 なぜ3年か。それは、父の次の免許更新のタイミングだからです。
「この3年間を、お父さんのドライバー人生の集大成にしよう。最新の安全な車で、行きたいところに行って、最高の思い出を作って。そして3年後の免許更新の時に、笑顔でハンドルを置こう。それを『卒業式』にしよう」
<「終わりの日」を決めることで始まること>
「卒業式」という言葉を聞いて、父の表情が少し和らいだように見えました。 「死ぬまで乗る」という漠然とした状態から、「あと3年、この車と付き合う」という明確な目標ができた瞬間でした。
終わりが決まると、残された時間が急に輝き出します。 「あと3年なら、今のうちに母さんとあの温泉に行っておこうか」 「孫を乗せてドライブできるのも、あと少しかもしれないな」 父の中で、前向きな計画が生まれ始めました。
そして、その貴重な3年間を絶対に無事故で過ごすためにこそ、最新の安全装備(サポカー)が必要なのです。 それは、有終の美を飾るための、最高のパートナーへの投資です。
<家族みんなで迎えるゴール>
期限を決めることは、見守る家族にとっても大きな安心感につながります。 「あと3年だけ、しっかり見守ろう」と、母も腹を括れたようです。
高齢者の運転を「いつ辞めさせるか」と悩むのではなく、「いつ卒業するか」を家族で話し合い、ゴールを共有する。 そうすれば、免許返納は「寂しい最後」ではなく、「家族みんなで迎える晴れやかな卒業式」に変わるのではないでしょうか。
さて、方向性は定まりました。 次回は、ここ京都で高齢者が冬を安全に乗り切るために、リースに組み込むべき「ある重要な装備」についてお話しします。
ロータス京都は、新車・中古車・マイカーリースの販売や買取、整備工場が集まったグループです。
※本記事内の画像は、AIを使用して生成したイメージです。
